かがみの孤城に気まずいシーンはある？家族と見れるかを原作購読者が解説！

2018年には本屋大賞第1位に輝き、2022年には映画化されたかがみの孤城。

かがみの孤城は大人気作品ですが、気まずいシーンはないか気になるという声が挙がっていました。

そこで、今回の記事では原作購読者の僕がかがみの孤城に気まずいシーンはあるか、また家族と一緒に見れるかも含めてお伝えします。

【結論】かがみの孤城に気まずいシーンはほとんどない

早速結論ですが、かがみの孤城に気まずいシーンはほとんどありません！

そのため、リラックスした状態で見ることができます！

かがみの孤城の気まずいシーン3選

ただ、少しでも気まずいシーンがあるならば気になるという方も多いですよね。

そこで、ここからはかがみの孤城の気まずいシーンを3つご紹介します。

早速、1つ目から見ていきましょう！

①アキが義父から性的暴行を受けそうになる

1つ目は、アキが義父から性的暴行を受けそうになるシーンです。

家族と一緒に見るならば、ここが最も気まずいシーンになるでしょう。

義父が家に滞在している間は母親のクローゼットで息を潜めてやり過ごしていたアキですが、うっかり出てきたところで義父と遭遇してしまいます。

すると、義父はアキに襲いかかりますが、すんでの所でオオカミさまが近くの手鏡を光らせて助けてくれました。

このように、生々しいシーンではあるものの未遂に終わっています。

また、比較的短時間で終了するので、このシーンがあるから作品が見れないということは決してありません。

②こころ達がイジメを受けるシーン

2つ目は、こころを含めた登場人物達がイジメを受けるシーンです。

例えば、こころは真田というクラスメートから暴言を吐かれたり、真田がクラスメートを引き連れて家に押し寄せてきます。

真田達がこころの家の窓をガンガン叩いて、「部屋に入れろ！」と怒鳴っていた場面は非常にゾッとしました。

また、マサムネは机に落書きをされたり、ウレシノは殴られたことにより包帯でグルグル巻きにされます。

このように、イジメの描写がリアルであるため、家族と一緒に見ていたら少し気まずさを感じる可能性があります。

③ラストシーンで泣きそうになる

「善処する」
オオカミさまのこのセリフのみ芦田さんではなく美山さんが吹き替えました。限られた時間の中でリオンとオオカミさまの関係性をどう描こうか考えたときに、美山さんの収録前日になってそれを思いつき、急遽吹き替えてもらいました。#金ローかがみ生解説#かがみの孤城 pic.twitter.com/mOVii7pkwd

— 原恵一監督を応援するブログ #かがみの孤城応援中 (@K_Hara_AnimeFan) February 9, 2024

3つ目は、ラストシーンです。

ラストシーンでは以下のことが明らかになります。

僕は原作よりも先に映画を鑑賞したのですが、泣いてしまいました笑。

特に、オオカミさまがリオンに対して「善処する」と語るシーンは涙なしでは見られません。

家族と見ている時に号泣したら少し気まずいかもしれませんね笑。

かがみの孤城は家族と見るべき作品

上述のように、気まずいシーンは少しだけあります。

ただ、かがみの孤城は家族と見るべき作品としてオススメです！

ここからは、その理由を2つの観点から解説していきます。

選択肢はたくさんあることを教えてくれる

1つ目の理由は、選択肢は広がっていると教えてくれることです。

現実世界でもイジメは無くなっていないですし、苦しんでいる方々は数多く存在します。

そして、イジメを受けている本人だけでなく家族も「学校に行かなければ社会のレールから外れてしまう」という気持ちを持っていることでしょう。

その中で、東条萌の「たかが学校だよ」というセリフからも分かるように、かがみの孤城は選択肢が広がっているということを教えてくれています。

実際、物語の終盤において主要な登場人物達は様々な選択をします。

困ったら助けを求めることが大切だと実感する

2つ目の理由は、困ったら助けを求めるのが大切だと実感することです。

序盤のこころは母親にイジメを受けていると言い出せなかったため、母親も娘が登校しない理由が分からずストレスを抱えていました。

その後、こころは母親に真田達からイジメを受けていたことや家にまで押し寄せてきたことを打ち明けるのでした。

そして、こころと母親はそのことを学校やフリースクールの喜多嶋先生に伝え、良い方向に物事が動き始めます。

親に心配して欲しくないという理由でイジメを打ち明けることができない方達が居ると聞きますが、困ったときにはしっかりと助けを求めて欲しいですね。

かがみの孤城に気まずいシーンはある？まとめ

今回は、かがみの孤城に気まずいシーンはあるか、また家族と一緒に見れるかについてお伝えしました。

原作小説・映画共に最高に面白いので、ぜひ見てくださいね！

最後までお付き合いいただきありがとうございました。