2022年12月23日から公開され、興行収入は10億円を記録した映画「かがみの孤城」。
2024年2月9日には金曜ロードショーで地上波初放送されるため、楽しみにしている方も多いですよね。
そんな「かがみの孤城」ですが、アキの家庭環境はどうなっているのか疑問の声が挙がっていました。
そこで、今回の記事では原作購読者の僕がアキの父親は義父なのか、また厳しい家庭環境の中でアキの将来はどうなっていくのかについて説明していきます。
この記事で分かること
- かがみの孤城アキの父親について
- アキの将来
この記事には映画のネタバレを含みます。ご注意ください。
目次
【結論】かがみの孤城アキの父親は義父
早速結論ですが、かがみの孤城アキの父親は義父です!
アキの母親である舞子と父親はアキが幼少期の頃に離婚しています。
原作では元々2人は結婚する予定は無かったものの、アキが生まれたことによって急遽結婚したことが描かれています。
実際、舞子は「あんたができなかったら結婚は多分しなかったのに、それで別れてりゃせわないわ、本当に勝手な人だった」と言っていました。
義父はアキに性的暴行を加えようとする
映画「かがみの孤城」の中盤において、義父がアキに性的暴行を加えようとするシーンが描かれていました。
原作では以前にも義父がアキを襲っており、その日以来義父が家に滞在している間は舞子のクローゼットでアキがやり過ごしていたことが分かります。
しかし、たまたまアキは義父と鉢合わせたことにより、性的暴行を加えられそうになります。
オオカミさまが助けてくれたので孤城に逃げることができたアキですが、心の傷が癒えるはずもなく後述するシーンへと繋がっていくのでした。
アキが襲われるシーンは生々しかったですよね…
義父の性的暴行がきっかけでアキは孤城のルールを破る
孤城にはルールがあり、午後5時を過ぎても孤城に誰かが残っていると城内に居た者も連帯責任として狼に食べられてしまいます。
いつもは皆もルールを守っていたのですが、アキがルールを破ってしまいます。
というのも、上記のように義父から性的暴行を加えられそうになった他、彼氏が浮気している姿を目撃したアキはどこにも居場所がないと感じていたからです。
また、原作漫画ではアキが狼に食べられる瞬間に義父とは違う男の顔がフラッシュバックしています。
つまり、アキは義父以前の母親の彼氏にも性的暴行を受けたあるいは受けそうになったことがあると暗示しています。
実の母親も男を見る目がないですし、アキがどこにも居場所はないと感じてしまうのも納得ですよね。
かがみの孤城アキは喜多嶋先生
壮絶な家庭環境の中でアキは将来どうなっていくのか気になっている方も多いですよね。
実は、アキは将来的にフリースクール『心の教室』の喜多嶋先生としてこころ・スバル・マサムネ・フウカ・ウレシノに寄り添います!
未来のアキ=喜多嶋先生という事実にも衝撃を受けましたが、辛い過去を乗り越えて困っている人を助ける仕事に従事しているアキも素晴らしいですね。
こころがアキを救う
上述のように、アキは孤城のルールを破ったことでその場に居なかったアキを除いた5人と共に狼に食べられてしまいます。
その後、こころは東条萌から借りた『オオカミと7匹の子ヤギ』の絵本を元にどんな願いでも叶えてくれる鍵を見つけ出します。
そして、こころは「アキのルール違反を無かったことにして欲しい」と願ったことにより、アキを含めた皆は生還するのでした。
当初は自分をいじめていた真田を消そうと考えていたこころが、皆を救い出すために鍵を使ったのがエモいですよね。
こころが願いを言った瞬間に壮大なBGMが流れたのも良かったです!
大人になったアキがこころを救う
物語の終盤で未来のアキ=喜多嶋先生であり、それぞれの時代で苦しんでいる仲間を助けていたことが判明しました。
孤城が閉じられると孤城で過ごした記憶は失われてしまうので、アキはこころ達のことを覚えていた訳ではありません。
ただ、アキは昔誰かに助けられたような感覚があり、今度は自分が誰かを助けたいと強く願うようになります。
そして、担任の先生もまともに対応してくれないという辛い状況の中で、こころは喜多嶋先生が優しくサポートしてくれることで救われるのでした。
また、こころに加えてフウカやマサムネなども喜多嶋先生に救われています。
孤城でこころに助けられたアキが今度はこころを含めた仲間を助けるという構図が素敵ですよね。
喜多嶋先生が「大人になってね、こころ」というセリフが本当に感動しました!
まとめ
- かがみの孤城アキの父親は義父
- 喜多嶋先生は未来のアキ
- こころがアキを救い、今度はアキがこころを救う
今回の記事では、かがみの孤城アキの父親やアキの将来について説明しました。
壮絶な家庭環境で育ったアキですが、困っている人を救うという職業に就いていて素晴らしいなと感じました!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コメント